当院のモットーは専門診療を行いながらも、患者さんの立場に立ち、常にスタッフ一同で『心の通った医療』を心がけることです。内科系専門診療としては、呼吸器、アレルギー、感染症疾患が中心です。『長引く咳』『息切れがする』『夜中に息が止まっている』『高熱や微熱がつづく』『花粉症を何とかして欲しい』あるいは『禁煙したい』などの方、問診、診察、検査を通して詳しく診療を致します。また、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、循環器疾患、消化器疾患なども拝見させて頂きます。一方、『病気を診ずして、病人を診よ』の言葉通り、お年寄りを中心とした患者さんは病気以外でも様々な悩みをお持ちで、病気だけを治すのではなく、心も治す必要があります。普段お困りのことがございましたら何でもご相談下さい。
小児科では、かぜやアレルギー、咳、鼻水、湿疹、夜尿などの病気から、普段のちょっとした悩みもご遠慮なくご相談下さい。子育てをするお母さんは、育児や家事、仕事に追われ、女性(母親)にしか理解出来ない悩みも沢山あります。クリニックや保健所などで、長年、同じ母親の立場でお母様やお子様に接して来た副院長に、何なりとご相談下さい。
もうひとつのテーマは『癒しのスペース』の創造です。医療現場は、具合が悪かったり、待ち時間が長いなど、心が落ち着きません。今回の改装では、二診体制、電子カルテ、予約システムの導入など、待ち時間の軽減に努めていますが、どうしてもお待ち頂くことがあります。当院では、以前から診察室より庭が見えましたが、窓も小さく見られる季節も限られていました。そこで今回は、森、水、空をテーマとし、待合室、点滴室、処置室のどこからでも、大きな窓を通して四季折々の風景が見られるように工夫がしました。窓を開ければ、水のせせらぎの音や、時折やってくる鳥のさえずりが聞こえてきます。庭の手前には紅葉の美しいモミジ、奥の小高い丘の上には福島県三春のしだれ桜があります。季節を感じる映像や癒しの音楽も流れ、待ち時間に少しでも心を癒して頂こうと思っております。また、海をテーマとしたキッズスペースではクマノミやコバルトスズメなど奇麗な熱帯の海の魚が泳ぎ、お子さんが少しでも飽きないようにもしてあります。これからも皆様のご期待に添えるよう、スタッフ一同で力を合わせ、専門診療と心の癒しの融合を目指して行こうと思います。