睡眠時無呼吸症候群とは睡眠している時に、気道が狭くなることで息が止まってしまう病気です。この様な状態が続くと、日中の眠気や頭痛、集中力低下、高血圧、糖尿病のほか、恐ろしい心臓病、脳梗塞など様々な病気のリスクが高まります。重症の方ですと、1分間平均で20秒程度しか呼吸をしていませんが、不思議なことにご本人は全く気付いていません。ここが睡眠時無呼吸症候群の怖いところです。軽症であればマウスピースの作製で解決することもありますが、中等症から重症になるとCPAPという器械による補助換気が必要になります。当院では現在、多くの睡眠時無呼吸症候群の患者さんがCPAPを使用されており、毎月使用状況をレポートを見ながらご説明しています。無呼吸の検査は、簡単にご自宅でも出来る測定器があります。精密検査が必要な時は、専門病院にご紹介させて頂き1泊入院(夕方入院、朝帰宅)して頂きますが、ご希望にあった入院予約や検査結果の報告も全て当院で行いますので、ご安心下さい。
また、最近話題の『ナステント™』も当院で処方致します。『ナステント™』とは鼻腔から喉に柔らかいゴムを挿入して治療するもので、いびきや軽症の睡眠時無呼吸症候群、CPAPが出来ない方に適しています。こちらもお気軽にご相談下さい。