*現在、チャッピスの出荷停止が継続しており、禁煙外来はニコチンパッチのみとなっています。
TVのCMでも度々目にする禁煙補助薬のお話です。たばこは癌や脳卒中、心筋梗塞、高血圧、気管支喘息など様々な疾患発症のリスクとなります。たばこの値上げもあり、禁煙への関心は高まる一方です。
現在、禁煙補助薬として最も使用されているのは内服薬のチャンピックスです。ガムやパッチでニコチンを体内に入れる方法ではないため、成功率が高くなっています。この治療薬は自費の場合6万円程度ですが、3割負担の方では薬を含めた約3ヵ月の自己負担の合計が約17,000円程度となります。
当院でも、呼吸器や循環器疾患やガンなど多くの疾患に悪影響を与える喫煙を問題視し、禁煙を勧めています。また、本年1月には東京東地区を対象とした『東京女子医科大学東医療センター 城東地区医療連携フォーラム』で『喫煙と感染症』を題材とした特別講演を行わせて頂きました。また、先日は禁煙CMでお馴染みの霧ヶ丘つだ病院院長/久留米大学医学部臨床教授 津田 徹先生の禁煙に関する講演の座長をさせて頂きました。今後も内外で禁煙に積極的に取り組んで参ります。禁煙にご興味のある方、是非、ご相談下さい。